2つの視点で自己分析!!これで面接を攻略しよう!

転職

転職活動において一番(というか唯一)の懸念は面接でしょう。

「想定していない質問が来たらどうしよう」

「圧迫面接されたらどうしよう」

「変な印象を与えないだろうか?」

と不安要素でいっぱいです。

面接の懸念が大きすぎて、転職活動に踏み切れない人も多いはずです。

そんな不安たっぷりの面接。おそらく皆さん相当の準備をして臨むはずです。

・自己PR

・志望動機

・なぜ転職するのか?

様々な質問に対して、回答を事前に用意すると思います。

ですが、実は面接に対する準備としては、想定回答の準備は間違っています!!

本当に準備すべきなのは、想定回答ではなく、自己分析を通したキャラクターづくりです。

自己分析をどれだけ入念に行い、転職に臨む自分のキャラクターを確立させるかが面接をこなすカギになります。

という事で、今回は以前転職活動を通して、転職エージェントから受けた中で最も有用なアドバイスであった自己分析について解説いたします。

ポイントは2つ

好きな事

出来る事

です。

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なぜ自己分析が必要なのか?

 面接は会話です

まず大前提ですが、面接は会話です。

ターン制のような形になっているので、見落とされがちですが会話なのです。

あなたが会話をするときには、あらかじめ想定問答集があるでしょうか?

ないですよね?

友達と会話するときに、「次にはどんな事が聞かれるだろう」と考える事は無いはずです。

故に、当然面接でも想定していない質問が飛んでくるのは当然なのです。

ターン制に思えるのは、あなたと面接官が初対面だからです。

あなたが初対面の人と会話するときに、牽制として「ご趣味は?」とか「どんな仕事してる?」とかお互い聞いたりするはずです。

自己PRを求めるとかはああいった牽制と同じなんです。

重要なのはキャラクター設定

そして面接を会話であると、認識すると何が重要になってくるでしょうか?

それはあなたのキャラクター設定です。

例えば、あなたが学生の頃サッカー部で友達も沢山いた人としましょう。

そんなあなたが突然、

「休日は一人でごろごろしている」

と言ったら周りはおそらく「ん?」となるはずです。

それは、あなたのキャラクターから想定されるアクションとかけ離れているからです。

キャラクターと行動に乖離が生じると、相手はあなたがどのような人間か分からなくなってしまいます。

面接とはあなたがどういうキャラクターなのか、会話を通して確認する作業と言えます。

なので、あなたの会話に一貫したキャラクターが見いだせない場合、職業の適正を判断する前に選考から切られてしまいます。

だってそうですよね。

毎日違う事を話す人間と友達になりたいと思いますか?

つまりはそういう事です。

という事で、面接において重要なのは想定回答の準備ではなく、

・あなたのキャラクターを固める事、

・あなたのキャラクターが自然と回答するように定着させること

なのです。

キャラクターを定着させるための自己分析

さてこのキャラクター設定。

どんなキャラクターでも良いという訳では当然ありません。

あなたの本来持っている人間性から構築していく必要があります。

ネクラの人がパリピを装っても不自然です。

ドラゴンボールぐらいしか知らない人が、オタクを自称しても不自然です。

自分にないキャラクターを演じる事が出来るのは、役者と言います。

それだけでお金が取れる立派な技能です。

そっちの道に進んだ方が良いです。

そんな難しすぎる道を選ぶより、自分の本質に沿ったキャラクターを作り上げる事を考えましょう。

キャラクターを作り上げる、練り上げるには自分がどういう人間かを分析する必要があります。

俗にいう自己分析です。

様々な就活本とかで、自己分析をやろうという話をよく見ますが、多分あまり重要視してやっている人はいないのではないでしょうか。

でも、ここまで読んで頂けた人なら自己分析の重要性というのがちょっと分かって頂けたのではないかと思います。

ここからは転職活動当時、プロのエージェントから教えてもらった自己分析の方法を解説いたします。

これで私は転職がうまくいったんで、おススメです。

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自己分析に必要な2つの視点

好きな事と出来る事

自己分析をする前に、面接官、採用する会社側の立場になって考えてみましょう。

あなたが採用するとしたら、どんな人が欲しいですか?

おそらく

・高いモチベーションで仕事する人

・自分の会社に役立つスキルを持っている人

大別するとこの2点ではないでしょうか?

で、あるならば、自己分析とそこからのキャラクターづくりもその観点を中心にやっていくべきです。

自己分析と言っても、あなたの好き嫌いとか異性の好みとかそんな所は設定しなくても良いです。

さて、先ほど挙げた2点ですが、

・高いモチベーション

これは、あなたがどのような仕事、作業が好きかに関わってきます。

あなたが好きな事会社の仕事マッチすれば、高いモチベーションで仕事が出来るはずです。

そして、もう一方の

・必要なスキルの有無

これはストレートにあなたに何が出来るのかに関わってきます。

あなたの持つスキルが相手が必要としているスキルにマッチすれば、喜んで採用してくれるはずです。

という事で自己分析は以上2点を中心に考えていくことになります。

自分の好きだったことを探そう

2点に絞って自己分析しろ言われても、中々浮かばないのが世の常。

私自身、何が好きだったか、得意だったかと言われても、すぐには浮かびませんでした。

実はこの自己分析にはコツがあるのです。

まず、自分が好きだったことを探すという点では以下のような事がポイントになります。

・とりあえず仕事に繋がるとかは考えずに書き出す

・幼少期まで遡って熱中していたことを書き出す

ブレインストーミングとかでもそうですが、「こうでなきゃダメ」という思考は自由な発想を妨げます。

自己分析でもそれは同じです。

こんな事は仕事の役に立たないかもって思ったら何も浮かんでこないもんです。

なのでまずはそう言った思考を除外することが先決になります。

そして、好きな事っていうのは出来れば幼少期まで遡って考えた方が良いです。

幼少期というのは、先入観が少なく、色々熱中してもあまり周りから指摘を受けなかったりするし、周りに合わせてポージングする事も無いので、本当に好きな事しかしないものです。

つまり幼少期のアクションというのは、一番あなたの本質に繋がったアクションだという事です。

例えば私の場合

・戦隊ものではヒーローよりも博士キャラが好きだった(ターボレンジャーの太宰博士とかマジカッケー)

・てれびくんとか、かなり隅々まで読み込むタイプだった(狭く深くなタイプ)

・プラモデルとかよく作ってた(今でも好き)

・でも作り終わったプラモには興味が失せる(今でも作り終わった奴は段ボール)

こんな感じです。

どれも一見就職に役立ちそうな情報ではありませんが、これを組み合わせてみると

・昔から研究とか開発に対してあこがれがあった

・自分の手で何かを作るのが好き

・作り終わったものには関心が無い(維持管理が苦手)

と書き換える事が出来ます。

どうでしょう。

は研究開発に向いている人間だという事がキャラクターとして成立していると思いませんか?

そして

「何故そういうキャラクターなのですか?」

と聞かれた場合、

「幼少期にこういう人間だったから」

と答えると辻褄が合っていると思えませんか?

先述したように幼少期からの性質というのは、その人の本質だったりする(少なくともそう見える)ので、それをそのまま面接官に説明すると説得力が出て伝わり易かったりします。

別に幼少期限定でなくても良いです。

ただ自分の歴史を振り返る範囲は、幼少期まで遡ってください。

もしそれでも出てこなかったら親とかに、

「昔の私ってどんなんだった?」

って聞いてみて下さい。

何かしらのヒントは得られるはずです。

自分の特技を棚卸しよう

好きな事を整理出来たら、次は出来る事を整理しましょう。

「え~そんな事言っても特技なんかないよ」

って人いるかもしれません。

でもまず諦める前に、自分が今までの会社でどのような仕事をしてきたか整理しましょう。

プロジェクトチームの端役でも、もしそのプロジェクトがうまくいったのなら、あなたは何かしらの貢献をしたはず。

そういった「これは自分の手柄じゃない」って事でもまずは書き出しましょう。

書き出しているうちに、筆が乗って大小様々な出来る事、やった事が出てくるはずです。

私の場合、前職は品質管理/保障だったのですが、出来が悪すぎてメイン業務のクレーム対応や現場担当から外されてしまいました。

そして誰もが放置していた

・標準書の回覧管理

・スキルチェックの展開

を押し付けられたのですが、私はこの2つの基礎の仕組をゼロから作り上げました。

元々「何かを作るのが好き」という性分と、仕組作りがマッチングしたからだと思います。

こんな感じで窓際の仕事をあてがわれても、『窓際』って単語を外せば『ただの成果』です。

単純な作業の繰り返しで、成果みたいな事無いって人は、まずその中で改善出来る点は無いか見つけてみましょう。

ホリエモンも懲役を食らっていた時に、日々箱作りをさせられていたのですが、彼は

「こうやればもっと効率的に出来る」

と作業をどんどん効率化させ、最も大量の仕事をこなせるようになっていたと言います。

このようにどんな仕事にも改善の余地があり、そしてそこで改善を為し得れば、それは実績になり、出来る事になるのです。

自分の出来る事を遡って探しましょう。

まだ何もやっていない人は、今からでも自分で出来る改善を行いましょう。

その実績と転職先の仕事、スキルとマッチングすれば面接で言い淀む事は無いはずです。

自己分析の効果とは?

以上のように自己分析を行ってキャラクターを作り上げると、面接で言い淀んだり、矛盾した事を言ったりすることはなくなります。

なぜならそのキャラクターはあなたの自然体だからです。

友達と普段自然体で話をして、会話に矛盾点が入る事ってありますか?

当然ないですよね?

普段自然に出来ている事なのに、面接になると出来なくなるのは、面接の時だけあなたが別人になってしまうからです。

試しに、友達や同僚といつもと正反対のキャラクターで会話を試みて下さい。

多分秒で破綻すると思います。

面接と言っても気負う事は無いのです。

あなたがどんな人間なのか、ちゃんと自分で把握して、そのキャラクターに沿って会話をすれば少なくとも面接で大失敗する事は無くなります。

当然、自己分析をしたら面接が100%通る訳ではないです。

あなたという人間を100%表現出来ても、面接先の企業とマッチングしなければ採用は当然されないからです。

ですが、そもそも自分のキャラクターと合わない所に転職する事は正しい事なのでしょうか?

元々ネクラなのに、パリピに交じっても不幸になるように、自分のキャラクターと合わない所で勤めてもそこには不幸しか待っていません。

そんな悲劇を避けるためにも、自己分析をしっかりしてキャラクターを確立して面接に臨みましょう。

少なくとも後悔する事は無くなるはずです。

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まとめ

面接を乗り切るためには、自己分析を元にキャラクターを確立する必要があります。

そしてその自己分析は

・好きな事

・出来る事

の2点に絞り、過去を振り返って行うと無理なくキャラクターを確立できます。

自己分析を土台として面接を行えば、本当にあなたが勤めるべき就職先が見つかるはずです。

もし落とされたとしても、それは本当に縁がなかっただけ。

縁がない採用先には、どうせ入れたとしても後悔しか待っていないはず。

なので、自己分析をしっかり行い、面接を数多くこなしていき、自分に本当に合った転職先を見つけましょう!!

 

転職を行うなら、エージェント登録は必須です。

エージェントに登録する事で、段取りや数多くの書類準備から解放され、面接に集中する事が出来るようになります。

もし転職するなら、まずはエージェントに登録しましょう。


 

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